2013年11月25日月曜日

30代後半で手取り20万円以下のIT土木な人が未だにいた


あ・・・ありのまま 今起こった事を話すぜ!

「今時、『IT土木』と揶揄されるように薄給で働くエンジニアはずいぶん減って来たの

だろうとおれは思っていた。

しかし、未だにアラフォーにさしかかって手取り20万円を超えないエンジニアが

いようとは・・・

しかも、バリバリのJavaエンジニアで5年以上もJava経験があり、strutsやDIなどの

フレームワークを用いた開発も出来る人なのに・・・

フリーランスや契約社員でじゃねえぞ、正社員でだ。」

な・・・何を言っているのかわからねーと思うがおれも 何をされたのか

わからなかった・・・

頭がどうにかなりそうだった・・・

催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ

断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を

味わったぜ・・・





という人に先日、知人の紹介で会いました。

さすがに30代で手取り20万円に達していないというのは異常な水準だと思います。
もちろん、IT問わず広い意味ではいるでしょう。しかし、このエンジニアさんは今人気の
Java開発が出来る人で、年齢とスキルを考慮するとその給与水準はいくらなんでも低過ぎます。

何故、そんなに給料が低いか?

これは本人から直接話を聞いて私が結論に達したことなのですが、その勤めている会社が
構造的に問題があるからのようです。

社員の給料が安い特定派遣メインの会社では、理由として2つが考えられます。

1.会社が相当利益を取っている
2.会社自体に営業力がなく、常に下位商流を彷徨っている

今回の場合は、『2.会社自体に営業力がなく、常に下位商流を彷徨っている』で間違いないようです。

私が、このエンジニアに1つ質問をしました。

「ご自身の単価について、上位会社への提案金額ってご存知ですか?」

と。

すると、「知らない」と回答が来ました。
そこで私が「60万円くらいですかね?」と軽く相槌を打つと、

いえ、そんなにいっているはずがないです。おそらく50万円程度です

といわれました。
そこで、詳しく商流を聞いてみると、

A社(所属)→B社(エージェント系)→C社(よくわからない会社)→D社(元請け)

→ベンダー→クライアント

という感じでした。
この案件はベンダーとクライアントが≒(ニアイコール)な関係にあるため、ベンダーを商流に含めるかは微妙なところですがそれを差し置いてもそこそこ商流がある状態です。

つまりは、特段のメインクライアントを持たず大体そんなような商流に甘んじている会社なのでしょう。

商流が深いところの環境で甘んじているため、社員への給料の支払いも安いのでしょう。
(商流浅めのところにいてもガッツリ搾取する会社はたくさんありますが・・・)

はっきりとこのエンジニアの方には、転職フリーランスを勧めておきました。