2013年10月7日月曜日

まーた悪いSES会社を発見した

別に中間マージンを10万円取ろうが何かしらのバリューは提供してくれて意味のある管理料であれば構わないですし、エンジニアもそれで同意してしまっているということもありますので、ボリ過ぎとか喚くつもりはないのですが、まーた悪い会社を発見しました。

ちょっと条件がやらしいので晒していきます。

そもそも何故発見したか?

さて、この会社の人と私は会った事が全くありません。
何故か、少し前から突然、案件メールが送られてくるようになりました。当然、私はSESの営業さんではないので、速攻ゴミ箱行きに設定しておきました(というか会った事もない会社の不特定多数向けの一斉配信メールってスパムとしか思えない・・・)。どこかのバカSES営業がメーリングリストをそのまま転売でもしたのでしょうか。今回以外でもたまに全く面識のない会社からbcc配信のメールが届きます(もちろん不特定多数向けの一斉配信での受信ですが)。

それで、今回発見したのは見慣れない先からメールが届いたことからこの会社を認識していたのですが、休日にメールが届いていたので「ん?なんだこれ」と思って文面を見てみたというところがきっかけでした。
土曜日にbcc配信のメールが届くこともままある話なので、どうせ大した内容ではないだろうと思って開いてみたら、まあよくある案件だったのでチラ見してスルーしようと思ったら、ツッコミどころがあったので、晒す事にしました。

どんな内容?

ちなみに内容はこれです。



まあ見てわかりますが、現場は100%渋谷の某メディア企業です。これは我々がネットワークを駆使して人事部からパートナー企業向けに送っている最新の募集概要を常に取得しているので断言出来ます。


(証拠)


どの辺りが悪?

さあ、送ってこられた案件内容は晒しましたがどの辺りが悪でしょうか。金額も胡散臭いですが、極めつけはココです。


見てお気付きの方もおられるでしょう。

え?170h」割?

あれ?確かクライアントからの条件では中間の160h割では無かったかな?
もう一回確認しましょう。

140  150  160  170  180

はい、160割です。間違いありません。現場に入っている知人エンジニアと知人のパートナー企業に確認しました。(10月から条件が変わったという事もありませんでした)
もう一度言います。クライアントとの直契約の場合は


です。
なんとこの悪いSES会社は10時間チョロまかしています・・・


そんなにお金が欲しいか、ビットサーフさんよ!


あくまで例ですが、
クライアント⇒ビットサーフ⇒A社
という形で案件への参画が確定したとします。
クライアントからの通常のMAX支払いは75万円です(スーパーエンジニアの例外を除く)。そうすると、

・ビットサーフ
売り上げ:75万円
支払い:70万円(仮。だがおそらく中間マージン5万円では済まないと思われ)
控除・超過金額:4,680円(10円未満切り捨て)⇦もちろん160時間割

となります。
ちなみに、170割で下位会社のA社に支払う条件は

・A社
売り上げ:70万円
控除・超過金額:4,110円(10円未満切り捨てと仮定)⇦あれ?170時間割

となります。
さて、ビットサーフさんとA社の契約内容がクライアント―ビットサーフ間と同じ条件だとすると、

・A社
売り上げ:70万円
控除・超過金額:4,375円⇦160時間割だった場合

となります。

つまり、ビットサーフさんは4,375円−4,110円=265円(1h辺り)と、265円(1h辺り)ですらも何としても儲けようという姿勢なようです。

いやー、恐れ入りました。ここまでやってこそ商売だと言わんばかりの10時間の差です。
まさに

Greed is good!


ですね。

固執する価値はあるのか?

ここからは個人的な感想ですが、果たしてたったの10時間の精算時間を調整することに固執する意味はあるのでしょうか。

個人的には無いと思います。何故ならば200円程度の差額で儲けられる金額(とは言え、20時間超過したら4000円の差か)と、その10時間精算方法に追加していることが発覚したときの会社としての信用喪失を天秤にかけると、どう考えても信用喪失の方がダメージが大きいと思うからです。

このビットサーフさんが請負で請けている案件であったり、SES契約であっても独占的な元請けポジションであるのならば、そのように10時間足しても悪くはないのかもしれません。しかし、この渋谷の案件ははっきり言ってかなり出回っています。そこで10時間足した170時間割にすると、嫌でも「あれ?なんか他所より条件悪くない?」と気付く人はいるでしょう。

一度信用を失ってしまうと、会社として成立しなくなります。
個人的にもそんな精算金額の些細なところで無駄に儲けようという心持ちのケチ臭い会社とは付き合いたくはないですし。

というわけで・・・

渋谷の案件についてはビットサーフさんは「ナイ」ですね。この会社経由で稼働しているフリーランスエンジニアがいた場合は条件がビットサーフさんによってアレンジされている可能性がありますので、見直した方が良いでしょう。

「それで良い」という人はそれで良いのかもしれませんがね・・・。そういう根性の会社さん経由ではあんまり気持ちよくは稼働出来なくなりそうです。
基本金額についても精算条件ですら、こんなケチ臭いのですから実際はもっと金額が低いのではないかな?と個人的には思っております(出ても65万円とかの・・・)。

ちなみに・・・

長くなるので、もう止めますが


この表現おかしくないですか?
そもそも商流制限は渋谷は無いです(深いと裏でちょっと煙たがられるくらい?)。

弊社(ビットサーフさん)一社下プロパー ⇒ 御社まで

ってことでしょ・・・
「御社まで」でいいじゃん・・・