2013年8月27日火曜日

第一次 ジンボチョウ 決戦(インフラ)

(タリーズのバイトの面接ではないよ!)

神保町駅からすぐ近くにあるビルにその決戦場所はある。
実際にはインフラのエンジニアであれば、このビルで稼働するよりもどこか別の場所で稼働する可能性が高い。
たとえば・・・東京駅とか。

今回は、そんな神保町での面談攻略シリーズをお送りする。シリーズ初のインフラ部門である。正直私の方は、あまりインフラの知識がある方ではないので、そこまでコアな話をお伝え出来る自信がないが、フリーランス、プロパーのエンジニア問わず、日本でもトップクラスのインフラエンジニアを抱えているこちらの面談については、是非抑えておいて欲しい。



さて、日本でも有数のネットワークインテグレーター(と勝手に私は思い込んでいる)のこちらでは、どのような質問が飛んでくるのであろうか?

愚直に技術レベルを探ってくる

基本的に面談者が知りたいのはインフラエンジニアとしてどの程度の技術レベルがあるか?ということだ。「エンジニアの技術レベルを知りたいというのは、どの現場の面談でも共通ではあるが、神保町はこの点が他社よりも愚直な気がする。愚直というのは、某東京駅の面談のように、細かい知識・技術を聞いてくる感じで技術レベルを知りたいというよりも、本当にそのエンジニアの経験や理解といった実力を探ろうとしてくる。簡単に言うと、内容をかなり深堀してくる。神保町では付け焼き刃のカンペなど持って行こうものならばすぐに切り捨てにあう印象を受けた。

具体的な質問内容であるが、基本的にはこれまでの経歴に則ったことを聞いてくる。印象に残っているのは、「これまでに経験したトラブルとその対処法を教えて下さい」だ。やはりインフラエンジニアというだけあって、トラブルはある種仕方が無いところがあるのかもしれない(といっても始めから対策をしておけよという話であるが・・・)が、その時、どう対処したか?ということをかなり突っ込んで聞いてくる。対処法について回答を得ると、面談者が逆に、「こうした方がよかったのではないか?」と対処法を説明し、意見を聞かれる。これがなかなかの厳しい応酬になる。このときの環境等情報をきちんと経験者として理解していないと、曖昧な記憶であったり、技術的に甘い所があろうものならば、メッキをはがされかねない。

といった感じで技術・経験の話についてはかなり徹底して深堀りしてくる。
それ以外にも色々と聞かれはする。「過去のインフラチームのリーダー経験について」や、それに付随して「環境構築についてははドキュメントを作成して指示するタイプかそれとも口答で行うタイプか」という管理的な立ち居振る舞いが出来るのかといった質問や、そのやり方はどんな感じかを確認する質問が来る。
また、そのエンジニア自身に関する質問も当然来る。「何故、インフラのエンジニアになったのですか?」といったものだ。あとは、ネットワーク周りの理解はあるのかを簡単に聞かれる。まあこちらはあれば尚可くらいの感じでのようだ。

知っている人がいるとある意味話が早い

まあどの現場でも言える事であるが、過去にこの神保町のインテグレーターが管理している現場にいた事がある、または知っている人がいる、というのであれば、結構話が早い。ヘタするとその場で、距離感がお近づきになる可能性もある。過去に経験があり、悪くない印象であれば積極的にネタにしていこう。

相応の技術者でないと厳しいかもしれない

という感じで『第一次 ジンボチョウ 決戦(インフラ)』をお送りした。
そもそもの前提であるが、面談者は相当の知識・技術を持っていることを念頭に置いておいた方がよい。でないと通らない。当然その分、金額・条件面は確かに高い。金額は悪くない金額である。仕事内容としてもアプリケーション側とインフラ側のブリッジSE的なポジションになるので、良い経験も出来るであろう。ちなみに圧迫感のある感じではない。どちらかというと、まったりとしているが、内容については厳しく突っ込んでくる。

是非、腕に自信があるインフラエンジニアは挑戦してみよう。